第4回 成蹊大学学生ボランティア本部『Uni.』



学生団体インタビューの第4回目は、成蹊大学学生ボランティア本部『Uni』の前田さん(代表)と木村さん(渉外局長)にお話を伺いました。

Q1. 設立した目的は?
A. 成蹊大学ボランティア本部は昨年できたばかりの団体です。成蹊大学にはボランティア系のサークルがいくつかあるのですが、それぞれが個々に活動していました。それらを一つにまとめるような大きな組織になることを目的として発足しました。 また、他大学にはボランティアセンターという大学の専門の職員が学生に対し、ボランティア活動を紹介するような組織があるところがあります。そのような組織を成蹊大学内に作るきっかけとなりたかったこともあります。

Q2. 活動方針は?
A. 大学生みんなが気軽にボランティアに参加できるアットホームな団体を目指しています。

Q3. 組織の構成は?
A. 3年生15名、2年生30名、1年生40名の約80名で活動しています。また、学部学科に偏りはなく、幅広い興味を持った学生が所属しています。 実際の活動は、教育、環境、地域、国際、福祉の5チームに分かれて活動を行っています。また、各チーム内にチームリーダーを置き、チームのとりまとめ役をやっています。

Q4. 実際に行うボランティア活動の企画から実行までのプロセスは?
A. 企画・立案に関しては気軽に意見が言え、さまざまな活動ができるような体制をとっています。また、実際の活動はチーム別に行い、全体で一つのプロジェクトを協力して行うこともあります。そのほか、地域でのイベントなどを通して、他大学の団体と会ったことをきっかけに、共同プロジェクトを行ったりもしています。

Q5. 各自治体・他大学との交流は?
A. 自治体では地元の武蔵野ボランティアセンターさんと設立当初から協力していただいています。この交流を通して、2010年夏には吉祥寺祭りにお店を出店しました。この活動は成蹊学園創立100周年事業として学園からもサポートしていただきました。 他大学との交流では、亜細亜大学さんと2010年春に、新1年生を対象にボランティア活動を行う上での心構えなどをテーマとした座談会を合同で開催しました。来年度以降も続けていけたらと思っております。また、明治大学さんともそれぞれの大学周辺でのゴミ拾いを合同で行ったりしています。

Q6. これからの活動予定は?
A. 学園が年4回行っている地域清掃活動に引き続き参加していきます。2011年3月の建学記念日には大規模な活動を予定しています。将来的には我々が中心となって、学生主体の清掃活動にしていけたらと思っております。また、何らかの形で学園創立100周年事業にも応募してみたいと考えています。

Q7. ボランティアをしてみて変わったことは?
A. ボランティア=かたい、真面目な人がするものというイメージを持っていました。しかし、実際に始めてみると、楽しさを見出すことができ、一度経験することは大切なことだと身をもって感じることができました。また、活動を通していろいろな方との交流も生まれ、文字のやり取りではなく、対面で会って話すことがいかに重要であるかということも学びました。

Q8. 学生にできるボランティアとは?
A. 一番大事なのは無理をせずに、勉強やアルバイトとの両立をうまくはかっていくことだと思っています。そもそもボランティアというものは、自らの意思で動くものなので、団体として活動を強制するようなことはしていません。メンバー一人ひとりが主体的に活動しています。ボランティアを堅苦しいものだと考えず、きっかけは興味が少しある、友達に誘われたなどでもいいので、実際に活動をしてみて、社会勉強として自分自身が人間的に成長できることが大切なのではないでしょうか。

Q9. 最後に学生にむけてメッセージをお願いします。
A. ボランティアという活動に対して堅いイメージを持たずに、あくまで人との交流を実現するツールとして考えてみてほしいです。   また、ボランティアに限りませんが、自分の中に頑張れることや目標を見つけて、それに向かって努力することが大切だと思います。

ボランティア活動という言葉をよく耳にはするけど、実際自分に何ができるのだろうかと思っている人も多いのではないでしょうか。あくまで無理をせず、自分にできることからやることが大切というお話を伺い、勉強になりました。同じ学生団体として、何らかの形で協力していけたらと思っております。年末のお忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
(取材担当:荻原・増形)

【団体プロフィール】 団体名:成蹊大学学生ボランティア本部『Uni』
設立:2009年6月
メンバー数:約80名(1〜3年)
団体紹介:成蹊大学ボランティア本部は、設立から1年半にも関わらず、メンバー数は80名を超える学内でも大きな団体であり、2010年の学園祭『欅祭』では、今までの活動をまとめた展示を行い、学長賞を受賞。学園が主催する地域清掃活動などにも協力しており、これからのさらなる発展が学内だけでなく、学外からも期待されている。